ホームページの調子がずっと悪く、更新するのに時間がかかり、また、写真もアップ出来ないのが多数あります。サーバーの加減のようですが、サーバー会社の問題で如何ともし難い状態で💦サーバー会社の改善を待つしかない状況です。
それで、各クラスの生徒の空き具合などを更新する方が先なので、ブログをなかなか書けませんでした。しかし、このままでは昨年のように1年遅れの報告になりそうなので、盆休みのうちに今年の春の旅行について書きます。
昨年の6月に血管の障害が見つかって、7月に検査入院、8月と12月に手術をしました。8月は外科手術で、一番長く10日間ほど入院しました。ちょうど1年前のことです。
普段の昼間は殆どデスクワークをしていますが、入院中は静養に努めようと思っていたのでパソコンは病室に持ち込みませんでした。病室にテレビはありましたし、小説も数冊持ち込んだのですが、検査や回診、血液検査や血圧などの測定のために色んな人が立ち代わり来て、昼間はテレビを見る気も本を読む気にもならず、ユーチューブで音楽ばかり聴いていました。
ベッドに寝た状態で病室の窓を見上げると、真夏の碧い空が見えました。その時の雰囲気に合っていたためだと思いますが、サザンオールスターズの歌をよく聴きました。その中でも特に「希望の轍」を何度も聴きました。タイトルと、アップテンポで軽快な曲調と真っすぐに伸びる海岸線を走ってゆく車の映像が自分に希望を与えてくれ、励ましてくれたからです。そして、入試が終わる来年の春休みには、サザンビーチに行って烏帽子岩を見られるように完全復活するぞと心に強く思いました。
2度の手術とも無事に成功し、体力も徐々に回復し、旅行にも行けるようにもなったので、入院中に願っていたように、3月の春休みに東京に行きました。
姉は去年の私と同じ年齢で亡くなったので、無事生還したことを報告しに姉の墓がある両国に泊まりました。墓といっても、5階建てのビルです。一階の受付で300円でICカードを借りて、4階までエレベーターで上がり、いくつかのブロックに分かれている中、該当のブロックに行き、カードでセンサーをタッチすると、曇りガラスの扉の内側で回転する機械音が聞こえ、しばらくして扉が開くと、位牌と遺骨が現れます。水も花も線香も供えられています。また、フロアのエレベーターの前には応接部屋のようなスペースがあり、テーブルとソファーが置かれていて、ウオータークーラーや自販機もあり、もちろんエアコンが効いていて快適です。墓石を掃除する必要もないし、手ぶらで参拝出来るので、香川にも同じような施設があればすぐにでも予約したい(笑)のですが、人口が少ないためか残念ながらこちらには無いようですね💦
下の左がホテルの客室から見えたスカイツリーです。右は両国橋(昔の歌にありましたが)と隅田川です。
娘や親戚に会う予定もあったので、目的の湘南には高松に戻る日の昼に行くことにしました。JRで茅ヶ崎まで行き、そこから歩いて、烏帽子岩に行こうと思っていたのですが、あいにくの悪天候で、強風が吹き、寒くて、雨もぽつぽつ降っていました。それで、茅ヶ崎駅からタクシーに乗って行くことにしました。
歌詞に出てくる「エボシライン」というのは国道134号線のことで、その道を行くと、左側に海が見えます。ちょうど高松から鳴門に行くのと似たような風景です。10分強で「烏帽子岩」が見えるところに着き、タクシーに待ってもらい、海岸まで行ってきました。
ずいぶん小さくてがっかりする人が多いと聞いていましたが、引き潮で岩の下の方まで出ていたためか、それともめっちゃ小さいという先入観があったせいか、意外と大きいではないかと思いました(笑)大満足です(^_^)v
周りも見渡すと、左の方になにやらCの形をしたオブジェがあったので、その写真も撮りました。見えにくいかもしれませんが、下の写真の正面の山の下あたりです。あとで知ったのですが、それはサザンビーチモニュメントで、茅ヶ崎の頭文字のCの形をしているとのことです。せっかくだから、その近くまで行ったらよかったとちょっと後悔しています😢
最後になりましたが、内科の担当医師は教え子のT君でした。中学1年生から大学に入るまで指導させて頂き、大学では講師として来てもらいました。カテーテル検査やカテーテル手術を担当してもらい、手厚く処置してくれました。温厚で誠実で、今も2か月に1度診て貰っていますが、私のわがままな要望を嫌な顔一つ見せずにきいてくれています。感謝しかありません。うちの講師の医学部の生徒から、T先生が「恩師の治療をさせてもらって、こんなに嬉しいことない」と言っていたということを聞きました。涙です(;_;)
また、担当の看護師さんも教え子のNさんでした。T先生が担当になることは事前に聞いて知っていたのですが、Nさんが担当とは夢にも思わず、入院してすぐにNさんが血圧を測りに病室に入ってきた時はめっちゃめちゃ驚きました。血圧を測ると190以上で、まるで昔ドリフのコントです(笑)
風邪などで近所のクリニックには行きますが、手術入院をしたのは初めてです。クリニックに入ると、ガラガラで、看護師さんが3人井戸端会議をしているのを見かけたこともありますが、大病院の看護師さんの仕事はそういうところとは全く違って相当ハードだと思いました。最先端の医療に携わっているという矜持と患者のために力になりたいという奉仕の精神を持ち、人の役に立ててやりがいを感じる人でなければ、到底務まらないと思います。
看護師長さんが知り合いだと知って配慮してくれたのか、検査と手術は計3回だったのですが、3回ともNさんが車椅子を押して、手術室に連れて行ってくれました。大丈夫だと分かっていても、やはり不安はあります。しかし、Nさんのおかげでリラックスして手術に臨むことが出来ました。心より感謝しています。
T君、Nさん、それに外科の先生方や私の医療に携わって頂いた医療関係者の方々だけでなく、病院関係者の皆様に、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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