前々から富士山を見に行きたかったのですが、どうも相性が悪いというか、以前に箱根に行くことを計画していた時には直前に東日本大震災が起こり、行けませんでした?次に箱根に行った時は火山の噴火の影響でロープウェイが運航中止になっていて、そのうえ天候も曇りだったので、全く見えませんでした?
それで、箱根よりももっと近くに行こうと思い、盆休みに思い切って河口湖に行って来ました。
新宿駅からJR東日本の特急かいじで山梨県の大月まで行きます。
「かいじ」とか言うと藤原竜也主演で映画にもなったギャンブル漫画を思い出しましたが、車中、ネットで調べると「甲斐路」なんですね(^-^; いざ、甲斐の国(山梨)に出発です。ちなみに歌で有名な「あずさ」は松本行の特急列車で松本市周辺を流れる梓川に由来しているとのことです。
大月に着いて、富士山特急に乗り換えます。
晴れの日には車窓から富士山が見えるとのことでしたが、あいにく天候は曇りで、富士山は見えません。それどろか終点の河口湖に着く直前から大雨が降ってきました(ーー;) 乗客のみんなテンション下がりまくりです(T_T)
「富士山見に来たのに、これじゃ見れないじゃない」と言う小さな女の子の声が静まり返った車内で虚しく響きます。(´;ω;`)ウッ…
それからずっと大雨で、ホテルからも富士山は影も形も見えませんでした 😥
翌日も曇りでしたが、雨は止んでいたので、観光に出掛けました。富岳風穴という洞窟や青木ヶ原樹海に行きました。
その後、時間が余ったので、観光マップを見ると根津の里というところがあり(こちらで言えば、屋島の四国村みたいなところですね)、面白そうだったので、蚕の飼育の様子などを見に行きました。(富岡製糸場のある群馬県の養蚕が有名ですが、山梨も養蚕が盛んに行われていたとのことです。
上の富岳風穴内も温度が低く、年中氷が張っていて、冷蔵庫がない時代には蚕の卵の貯蔵庫として使われていたそうです。
その根津の里でいろいろ見ている時、雲の隙間からほんの少しの間、富士山が姿を見せました。3日の滞在の間、唯一見えた瞬間です。本当はもっと近くではっきり見たかったけど?まあ見れただけでも良しとします 😀
というわけで、3日目も大雨です。家族は行きたがらなかったので、私一人で富士五合目まで行くために路線バス乗り場に行きました。早くにバス停に並んだので、一番前の席に座れました。
それで、運転手さんとバス会社の人が話しているのが聞こえたので、分かったのですが、乗客は53名だそうです。私が見た限りではアジア系の人が25名、欧米系の人が25名(アメリカ人だろうと思われる大学生のグループが20名いました)で、日本人は私を含めて3名?私以外の2名は夫婦で途中で降りたので、富士の五合目まで行った日本人は私一人でした?
大雨のせいか、日本人はツアーで観光バスに乗るので路線バスには乗らないのか、なんとも微妙な心境です(´;ω;`)
富士山を登り始めると道路の両側は高い針葉樹林で、昔ロッキー山脈に行った時の景色に似ているなと思いました。かなり冷涼なんですね。
五合目に着くと、神社があり、参拝して戻ると、辺りは霧で覆われていて、景色どころか少し前も見えません。仕方なく早々にバスに乗って帰ることにしました(>_<)
帰りのバスは山小屋に泊まって富士登頂に行っていた若者のグループや夫婦がいて、日本人がたくさんいました。ちょっと安心しました(笑)
お土産は富士山せんべいです。色々な時期や時間の富士山を表したせんべいを買ってきました。
今回は消化不良だったので、今度は静岡側から富士山を見に行きたいと考えています。
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