少し暇が出来たので、久しぶりに(^ ^)ブログを書きます。
盆に帰省した娘から、「友達にイラストレーターをしている人がいて、金毘羅さんの画材写真を撮って来て欲しいと頼まれたので、金毘羅さんに行きたい」と言われました。
私は生まれも育ちも香川ですが、これまで金毘羅宮に参拝したことはありませんでした。少し前にブラタモリで金毘羅さんに行っていたのもあり、この機会に行くことにしました。
石段を登るのは大変とは聞いていたので、昼間は避け、夕方から行くことにしました。
近くの駐車場に車を停め、午後3時半からいよいよ登ります。
参道横に立ち並ぶお店で、杖の貸出をしています。無料の代わりに、帰りに何かを買ってくれ、とのこと。お土産物店で、太めの体重をかけても大丈夫そうな杖を借りることにしました。
近くの自販機で、エナジードリンクも買い、いざ出陣です。
最初は緩やかな勾配でしたが、途中から急か勾配の石段になり休みながら登っていきます。途中、降りてくる駕籠屋さんとすれ違いましたが、駕籠屋さんは2人ともかなりな年齢です。お爺さん2人が前後に駕籠を持ち、もっと年寄りのお爺さんを乗せて運んでいました💦
駕籠屋さんは私より年上だと思いますが、若い頃からの鍛え方が違うのか、私の100倍健脚です。
しばらく登ると大門に来ます。大門をくぐると境内に入ります。
境内には入ると店はなく、べっこう飴の店が数軒あるだけです。ブラタモリの知識ですが、べっこう飴の店だけが昔から境内での営業を許可されているそうです。
境内に入ると、なだらかな石段になります。
しばらく行くと、また急な石段になります。頑張って登ると平らなひらけた場所に出て、右側に手水舎があります。上を見上げると、荘厳な社があります。
ここまで登り始めてから30分、やっと着いたあ、
と思いきや、御本宮ではありませんでした💦
ブラタモリでタモリさんが「まだあるの」って言っていましたが、これかあと思いました。
これまでも何度かもう終わりかなと思わせては、まだ続くので、心が折れそうになります💦
その社から右に行くと1番急勾配の石段があります。あとで、調べたら133段でしたが、ここまでで疲労困憊なので、めっちゃめっちゃきついです。
足はそうでもないのですが、暑さのせいか、ずっと登っているせいか、長距離走を走っているように、心臓がバクバクで、息が切れてきついです。
途中でくじけそうになりますが、ここでやめたらアホです。
最後の力を振り絞ると、登り始めてから約1時間、ようやく御本宮に到着しました。
後で調べると全部で785段、本当は786段らしいのですが、「なやむ」になるので、途中1段下がる階段があり、785段にしているとのことです。
参拝した後、すぐ右の展望台から景色を見ました。
苦行?を乗り越えての眺望は清々しい気持ちにさせてくれます。
以前に中尊寺に行った時も山道をかなりな距離歩くので、もう少し歳を取ったら来れない何と思いましたが、(過去ブログをご参照ください)金毘羅さんは距離的には短いですが、石段がハードです。
駕籠屋さんは境内の前までしか来れなく、それからの方がハードなので、お年寄りや足の悪い人は無理です。
息子が高校大学の時、友人達と大晦日の夜に毎年のように金刀比羅宮に初詣に行っていたので、そう大したことないと思っていましたが、大間違いでした💦若い人は体力すごいです。
ほぼ限界だったので、今年参拝して良かったです😁
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