前回カロリーメイトCMに関するブログを書きましたが、私が一番好きなのは随分以前のものになりますが、満島ひかりさんが浪漫飛行を歌うCMです。
大学時代、私は東京の西荻窪に住んでいましたが、土曜の夜になると、阿佐ヶ谷に住んでいる友達のアパートに行き、一晩中語り明かして、翌朝の始発電車で戻るということがたびたびありました。何杯もコーヒーを飲み、何本も煙草を吸いながら、文学や哲学について、将来について、熱く語り明かしたものです。二人ともヘビースモーカーだったので、部屋の中は煙が充満。友人の部屋は二階だったのですが、夏など窓を開けていても、蚊が恐れをなして?入って来ないほど、部屋中煙でもくもくでした(笑)
今思うと、青臭くて、汗顔の至りですが、
「君と出逢ってからいくつもの夜を語り明かした、はちきれぬほどMy Dream」
浪漫飛行の歌詞を聞くと、あの頃のことを思い出し、懐かしく甘酸っぱい気持ちになります。
また、CMは大会社に入った新入社員が戸惑い、邪魔扱いされながらも、懸命に仕事を覚えていこうとする姿が描かれています。大人の作った社会の中で、悩みながら懸命に生きようとする若者の姿にはいつも胸を打たれます。
私も老年になり、昔のことを振り返ることが多くなり、高松に帰らずに、東京で就職していたら、今頃どうなっていたのかと思うことがあります。
今年の春に死んだ姉は60歳の時に、ベトナム系アメリカ人から誘われて、その人が立ち上げたベンチャー企業の日本支社のGEOなり、5年間勤め上げました。
その頃、姉が高松に来て私が運転する車の助手席に乗っていた時、たまたま姉の携帯に外国人から電話がかかってきたことがあります。その時、英語で外国人と話している姉の姿を見て、すごいなあと思い、出張で外国を飛び回っている姉のことを羨ましく思いました。自分も香川の田舎にくすぶっているのではなく、世界と勝負したかったなあという思いはありました。それを言うと姉は「隣の芝生は青く見えるのよ」と言いましたが、確かに企業に勤めるのは大変だと思います。人間関係などのストレスが非常に多く、会社勤めの人から見ると、私など気楽でいいと思うのではないかと思います。
生徒のみんなには、限りない未来が広がっていますが、その時その時の判断と選択の積み重ねで、自分の人生が作られてゆきます。人生は一度きり。二つの人生を送ることは出来ません。後悔しない人生を選択してください。そのためには現実から目をそらさず、現実を直視して逃げずに立ち向かうことが必要だと思います。
でも、それがなかな出来ないんですよね。言うは易く行うは難しです。ただ、時には自分を鼓舞し、時には自分を律し、時には克己して、一歩前に進むという姿勢だけは常に持ち続けてください。
浪漫飛行の歌詞にも、こうあります。
「そこから逃げ出すことは誰にでも出来ることさ。あきらめという名の傘じゃ雨はしのげない」
ご無沙汰しております。
17年ほど前ですが、小学5年から高校2年くらいまでお世話になりました。
昨日、東京にいるK中学出身の友人7人集まりましたが、中央進学塾出身者が4人もいました。先生はどうされてるのかなと話しておりました。
少し気になって、ホームページとブログを拝見し
ました。
人生一度きり、世界にチャレンジできるよう、まだまだ頑張りたいと思います。
一歩を踏み出すきっかけを作っていただけたこと、感謝しております。
たまたまですが、私は広告制作の仕事をしておりカロリーメイトの広告も(CMではなくグラフィックですが)関わらせていただきました。