中央進学塾 高松~少人数で細やかな指導~

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葛飾北斎

診断テストが終わり、中間テストの感想も打ち終わり、期末テスト前の授業予定も組み終わり、忙中閑ありで、久しぶりにブログを書きます。

5月23日に姉の49日と納骨式のため、東京に行って来ました。午後3時から両国の寺院で行われましたが、飛行機の加減で、私が両国に着いたのは12時前。

何もすることのない時間があったので、寺院近くの葛飾北斎美術館に行きました。

下の「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴(通称:赤富士)」などは有名で見たことがあるかと思います。( 神奈川沖浪裏は以前の中学の国語の教科書に評論文が載っていました。

私もそれらの画を見たくて行ったのですが、ああこれかという感じで、特別な感想はなく、写真で見るよりも実物は色が淡いというかぼんやりしているなという感じがしました。ただ、これらの画を描いたのが北斎が70歳台ということを知って驚きました。

美術館には入り口から年代順に作品が展示されていましたが、若い頃の絵は風俗を書いたものが多く、今で言うへたうま漫画という感じで大して上手くありません。が、年を取るにつれて、徐々に上手くなっていき、出口付近に展示されていた80歳台で描いた鍾馗の絵や絶筆と言われている88歳で描いた昇り龍の絵などは鬼気迫る迫力と摩訶不思議な魅力があり、圧倒されました。西洋画の技法などあまり知らない時代に、西洋画のような写実と日本画の鮮やかな色彩、独特のデフォルメされた構図、その凄さに感嘆しました。

北斎は「70歳以前に描いたものは取るに足らぬもの、73歳にして、ようやくいささか悟り、80歳でますます腕に磨きをかけ、90歳で奥義を究め、100歳で神妙の域に達し、百数十歳になれば一点一画が生き物のごとくなるだろう」と言っています。(昨年まで使われていた一高の英語の教科書に北斎の話が載っていて、それで私は初めてこの言葉を知りました)

すごいです。すごすぎです。私も老齢と呼ばれる歳になりましたが、この生徒はこういう風に物事を考えていたのかとか問題を解けないのはこういう曲解をしていたからかなど、今でもまだまだ新しい発見があります。北斎によると私などまだ取るに足らない若輩ものです。北斎の言葉は芸術や学問の奥義を教えてくれます。また、勇気も与えてくれます。人生まだまだこれからだと(笑)

出口に、↓の北斎のすごくリアルな人形がありました。時々、動くので、ビビりました(笑)

 

 

 

中尊寺金色堂

盆休みに中尊寺金色堂を見に岩手県の平泉に行って来ました。

昨年の盆に宇治の平等院鳳凰堂を見に行き(詳細は過去ログを見てください)、阿弥陀堂内の精妙な美に感嘆し、その時から中尊寺金色堂を見たいと思っていたのですが、盆休みに東京の娘のところに行き、思い立って、14日に行って来ました。

新幹線は混んでいなく、快適でした。東北に行くのは初めてでしたが、外国とは違いますね。やっぱり国内ですね。車窓からの風景は岡山駅から見る風景と同じでした(笑)駅前には東横インがあり、少し離れたところにはイオンがある町が結構ありました(笑)

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新幹線が2台連結されていて、このままの状態で走ります。東海道新幹線や山陽新幹線では見かけたことがなかったので、びっくりしましたが、東北新幹線はこういうのが多かったです。途中で、連結を外して、分かれて別の方向へ行くのだと思います。

一ノ関で新幹線を降りて、ローカル線で平泉まで行き、平泉からは観光スポットを巡る市バスに乗車し、中尊寺に着きました。

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武蔵坊弁慶の墓です。中尊寺の山門に入る前にありました

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本堂に行く途中に展望台があり、そこからの景色です。遠くに北上川が見えます

中尊寺は滅茶苦茶広く、寺自体が一つの山になっていて、かなりの急斜面を上っていかなければいけません?10年後にはこんな坂はのぼれないだろうから今来て良かったと思いました(笑)

 

s-IMG_1776IMG_1779まずは本堂にお参りして、いよいよ目的の金色堂に行きます。

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金色堂内部は残念ながら、撮影禁止です。というか、金色堂は鉄筋コンクリートの建物の中に入れられていて、しかもガラスで囲まれていて、数メートル離れたところからしか見れません。どっシラケです。がっかりです(´;ω;`)

朽ちるのを守るために、屋内に保存するのは理解出来ますが、ガラスケース内で、近くにも行けないというのはなんですかね。

昭和30年代までは下の写真の建物(覆堂)の中に金色堂があったそうです。情趣があり、いい感じですね。金色堂内部もそばで見れたのだと思います。

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近くの資料館に行き、往時の人の衣服やまくら、装飾品、経文などを見てきました。彫金や経文などは非常に精緻で美しいです。これらのものを作った細工師や経師は権力者からの指図で生業として何年もかけて作ったのでしょうが、千年後の人が自分の作ったものをこうして見ているとは想像だにしなかったことでしょう。死して後、永遠に自分の作品が残るのは率直に言って羨ましい限りです。また、悠久の時の流れを感じ、その只中に自分もいると思うと何とも複雑な気持ちになります。

松尾芭蕉の奥の細道の俳句碑もありました。有名ですね。中学3年生はこれから国語で習いますよ(笑)
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芭蕉のもう一つの有名な句「夏草や兵どもが夢の跡」を詠んだ高館(源義経の最期の地です)は少し離れたところになったので、そこも行きたかったのですが、時間の加減で断念しました。

一ノ関から仙台まで戻りましたが、駅で一時間くらい待った挙句、新幹線は超満員で座れないどころか通勤電車なみの混雑の中立ちっぱなしで疲れました?

仙台駅近くのホテルで一泊して、15日は有名な伊達政宗像を見に仙台城址まで市バスで行きました。普通20分くらいで行けるそうなのですが、8月15日ということで、戦没者の式典があり、渋滞で1時間半くらいかかってようやく着きました。バスは観光客で満員で、またまた疲れました(>_<)

時間に縛られるのが嫌で、気儘に旅をしたいのですが、もう年で体力もないので、もうちょっと計画を立てなければいけないですね(>_<)

夕方、東京に戻りましたが、東京駅の混雑は半端なかったです。高松祭りの1000倍の人はいました(笑)

あと、新幹線がちょうど福島駅に着いた時に地震があり、停電になり、電気も冷房も消えてしまいました。10分ほどで復旧したのですが、初めての経験でビビりました?ニュースではよく見ますが、まさか自分がそういう経験をするとは思わなったです。

お約束の(笑)お土産は仙台名物ずんだのカントリーマムと伊達政宗のクッキーです。

 

 

箱根

春休み中に東京の娘のところに行き、箱根に行ってきました。

iPhoneにブログを書き込むアプリをロードしているのですが、昨年の夏からうまく作動しなくなり (´・ω・`)、PCでブログを書き込んでいるのですが、今度はiPhoneで撮った写真の画素数が大きすぎて、写真が載せられなくなりました(>_<)今日、専門家に教えて貰って、写真の圧縮ソフトをインストールして、やっと報告出来るようになりました(^◇^)遅くなってごめんなさいm(__)m。ん-と、誰も待っていないか(笑)

ところで、箱根は箱根湯本というところが一番の温泉街みたいですし、最近は噴火の加減で、山の方より芦ノ湖の方面が人気のようです。が、急に行くことを決めたのと土曜日だったので、宿泊予約出来るところがほとんどなく、箱根湯本から登山列車で40分くらいかかる強羅というところのホテルがやっと取れました。東京からかなり遠いです?噴火の影響でロープウェイは運休していましたし、特に観光するところもなかったです。また、ずっと体調が良くなかったせいもあり、温泉でゆっくりしようと決めたのですが、高級ではなく(春休み中の土曜なので料金は結構なものでしたが 😥 )例によって中国や韓国の方が大勢泊まっていらっしゃったし(´;ω;`)

もう三つだったかなあ~?

最近、名所旧跡や神社仏閣に行くことに凝っているので、やっぱり観光に行ったらよかったあ 😥

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箱根はエヴァンゲリオンのモチーフになった土地みたいで、エヴァ屋という店があり、お土産には温泉饅頭よりもエヴァンゲリオンのお菓子の方がいいかと思い、↓のカスタードケーキを買ってきました。エヴァンゲリオンを知らない人はごめんなさい。

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お雑煮

元旦に家内の実家で、白みそとあんもちの雑煮を頂きました。

私の親が名古屋出身のため、小さい頃からただのもちの雑煮を食べていたため、あんもちの雑煮というのは抵抗があって (;´Д`)ずっと食べなかったのですが、二三年前に、ケンミンショーとかいうテレビ番組で香川の雑煮が紹介され、誰だったか忘れましたが一人の芸能人が「スイーツみたい」と言っているのを聞いて、なるほどと思い、それからお汁粉を食べる感覚でおやつとして食べるようになりました。そしたら、結構いける(^^)v

他県の人に言うと引かれることもありますが(笑) これこそ、That’s  Sanukiですな。

 

高高第九コンサート

Dさんから出動要請(笑)があったので、昨日高松高校の第九コンサートを見に行ってきました。

息子や娘が在学中の時は、第九の演奏だけだったような記憶があるのですが、今は、二部編成になっていて、一部は吹奏楽部やオーケストラ部の演奏、その後習字のパフォーマンスがあって、二部からが第九の演奏というように、行事規模が大きくなっていて、びっくりしました。

南門から入ると、パンフレットをくれました。それに載っているドイツ語の歌詞を見ながら、一緒に歌い出したのですが、たまたまでしょうが、私の周りにいる人は誰も歌っていなく 😥 恥ずかしくなって 😳 途中からは口パク状態でした(笑)

降水確率は60%でしたが、途中から小雨がぱらつく程度で無事演奏が終了して、さすが高高は強運な人が多いなと思いました(笑)

あと、休憩中に食堂で餠なしぜんざい?(笑)を頂きました。

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平等院鳳凰堂

平等院鳳凰堂に行って来ました。

下の写真はほぼ皆さんのイメージどおりでしょうが、実際見ると、現在改修工事中ということで、柱や壁の赤や白が鮮やかで、逆に重みに欠けるというかチャチな感じになっていました。残念です(;_;)

しかし、本堂の中に入ると、阿弥陀如来像の巨大さと重厚さに圧倒されました。また、周りの壁には、52体の雲中供養菩薩像(木彫りの小さな菩薩像が楽器を演奏したり、踊ったり)が飾られていて、その精緻さに驚きました。

一千年も前の人がこれを作ったのかと思う時、感嘆しかありません。素晴らしかったです。

 

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逆光だったので、写真の色を加工しました。それで、いい感じに渋く、重厚感が出てますが、実際はもっとチャチな感じです(´・ω・`)

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この金ぴかが鳳凰です

大江戸博物館

大江戸博物館に行って来ました。

寺子屋を復元した展示物があり、その狭さにびっくり!個別授業です!

頬杖ついて、ぼうっとしている生徒がいて、その辺りは今も昔も同じですな(笑)

富岡製糸場

富岡製糸場に行って来ました。

歴史の重みを感じましたが、中に入って見学出来る建物は二つしかなく(汗)すぐに見終わりました(笑)

東京のハワイアンレストラン

東京に来ました。

中1から高3まで塾生で、今はW大に通って、我が後輩になった二人と東京のハワイアンレストランに行って来ました。

予約が遅かったため、テラス席しか空いていないと言われて、夜寒の折、屋外はきついなあ(涙)と思っていたところ、運良く店内の席が空いたとのことで、良かったあV(^_^)

ハワイ料理は美味しくないという話を聞いていたけれど、すごく美味しかったです(^o^)/

二人とも高身長でイケメンで、中1のガキンチョだった時からずいぶんカッコよくなったものです(笑)目標に向かって進んでいる姿勢も立派に成長したなと思います。私の歳からしたら、羨ましくもあります(笑)

今、中学生や高校生の生徒も彼らのように立派に成長して、どんどん先生を追い越していってください。

 

告別式

先程、飯間先生の告別式が終わりました。

「義理やしがらみで、あまり知らん人には来ていらん。身内と私のことを慕ってくれる教え子だけが来てくれたらいい」と先生の声が聞こえてきそうな近親者と生徒達だけの愛に溢れた葬儀でした。

昨夜の通夜と今日の告別式に多数の生徒さんが来てくれ、仕事を休んだり、わざわざ遠方から来てくれたりした人もいて、飯間先生も喜ばれていることと思います。

これだけたくさんの生徒さんが来てくれたのも「塾は私の生き甲斐や」と言って、本当に身を削って、生徒を指導されてきた飯間先生の人徳の賜物だと思います。

メアドが変わっていたり、メアドが分からないために、連絡出来ない生徒さんも多くいました。特に10年以上前の生徒さんには連絡のしようがなく、近親者のみの葬儀ということだったので、このホームページで葬儀の日時や場所を知らせることは出来なく、申し訳なく思っています。

みなさん、ありがとうございました。深く御礼申し上げます。